ペットの四十九日はいつ? 数え方・することと、納骨の時期の決め方

2026年8月2日 高野山真言宗 法輪寺

白布と献花の準備

「ペットにも四十九日はあるのですか」というご質問を、よくいただきます。答えは「あります。ただ、人ほど厳密に考えなくて大丈夫です」ということになります。この記事では、数え方と当日にすること、そして納骨の時期をどう決めるかをお話しします。

四十九日とは何か

仏教では、亡くなってから49日のあいだ、次の生へ向かう道を歩んでいると考えます。その間、7日ごとに区切りがあり、49日目に行き先が定まるとされます。残された者は、その節目にお経をあげて送り出します。

これは人のためだけの考え方ではありません。涅槃経に「山川草木悉皆成仏」——山も川も草も木も、この世のすべてに仏となる性が宿っている——という言葉があります。ともに暮らした最愛のペットちゃんに仏性が宿っていないはずがない、というのが法輪寺の考えです。

寺院の回廊と庭
四十九日の日にちは、ご家族のご都合に合わせて構いません。

数え方

亡くなった日を1日目として数えて、49日目です。翌日からではありません。たとえば9月1日に亡くなったなら、49日目は10月19日にあたります。

ただ、正確な日が平日で参列できないことはよくあります。その場合は手前の土日に繰り上げるのが一般的です。後ろにずらすより前に、と言われますが、これも決まりではありません。ご家族が集まれる日で構いません。

ほかの節目は次のとおりです。

初七日亡くなった日を1日目として7日目
四十九日同じく49日目
百か日同じく100日目
一周忌1年後の命日
三回忌2年後の命日(数え方に注意)

四十九日に、何をするのか

決まった形はありませんが、次のようにされる方が多いです。

お寺で法要を営む。ご遺骨と遺影をお持ちいただき、僧侶が読経いたします。ご家族だけの法要ですので、人数の制限はありません。服装は普段着で結構です。お子さんもご一緒にどうぞ。

ご自宅で手を合わせる。お寺に足を運ぶのが難しい場合は、ご自宅で構いません。好きだったおやつとお花を供えて、家族で名前を呼んであげるだけでも立派な供養です。法輪寺では、ご自宅にうかがってお勤めすることもできます。

納骨をする。四十九日を区切りに納骨される方は多くいらっしゃいます。ただし、これも決まりではありません。

納骨の時期をどう決めるか

結論から申し上げると、納骨に期限はありません。四十九日、百か日、一周忌といった節目はありますが、そこで区切らなければならない決まりはないのです。何年も手元に置いてから納めに来られる方もいらっしゃいますし、ご葬儀の当日にそのまま納骨される方もいらっしゃいます。

そのうえで、いくつか目安になることをお話しします。

手元に置き続けても構わない

「いつまでも家に置いておくのはよくない」と言われることがありますが、そのようなことはありません。ご遺骨を身近に置いて手を合わせる「手元供養」は、供養の形のひとつです。骨壺のふたを開けたときに湿っているようであれば、風通しのよい日に少し乾かしてあげるとよいでしょう。

ご家族の気持ちが分かれることがある

ひとつだけ、話しておいていただきたいことがあります。手元に置いておきたい方と、早く納めて手を合わせに行きたい方が、同じ家の中で分かれることがあります。どちらが正しいということはありません。「一部を分骨して手元に残し、残りを納骨する」という形もあります。仏教上、分骨に問題はありません。

将来のことを考えるなら

ご自身が高齢になられた、引っ越しの予定がある、といった場合は、納骨を考える時期かもしれません。永代供養にしておけば、ご家族が将来お参りに来られなくなっても、供養が途切れることはありません。

法要のお申し込みについて

法輪寺では、初七日・四十九日・百か日、月命日、一周忌などの回忌法要をお勤めしています。お電話でご希望の日をお伝えいただければ、日時を決めます。お盆やお彼岸の時期は混み合いますので、1〜2週間前までにご連絡いただけると確実です。

当日お持ちいただくものは、ご遺骨(骨壺のまま)とお写真です。詳しくはペット供養・法要のページを、納骨についてはペット納骨・永代供養のページをご覧ください。

この記事を書いたお寺

大阪府堺市中区の高野山真言宗 法輪寺。ペット供養堂での読経・ご焼香のあと境内で火葬し、ペット供養塔への納骨・永代供養、その後の年忌法要まで、ひとつの境内でお勤めしています。宗旨・宗派は問いません。法輪寺について

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