ペットが亡くなった直後は、冷静に比べて選ぶ余裕がありません。検索の上のほうに出てきたところに、そのまま電話をしてしまう——それが自然です。
ただ、あとから「こんなはずではなかった」というお話をうかがうことがあります。電話をかける前に、次の5つだけ確認していただければ、たいていのすれ違いは防げます。
1. 総額はいくらですか
「〜円から」という表示は、最も安い条件の金額であることがほとんどです。骨壺が別、お花が別、出張費が別、時間外料金が別——積み上げると、表示の倍近くになることもあります。
確認していただきたいのは、「うちの子の体重で、当日お支払いする金額はいくらですか」という一点です。この質問に、その場ではっきり答えられるかどうかで、だいぶ見えてきます。

2. お骨は全部戻りますか
「個別火葬」と書いてあっても、実際には複数のペットを同時に火葬している場合があります。また、合同火葬ではお骨は戻りません。
「一体ずつ火葬しますか」「お骨はすべて返していただけますか」と、言葉にして確認してください。あわせて、お骨上げをこちらの手でできるかも聞いておくとよいでしょう。
3. どこで火葬しますか
訪問火葬の場合、ご自宅の前に火葬車を停めることになります。集合住宅、道が狭い、近所の目が気になる——こうした事情があると、当日になって困ることがあります。
お寺や霊園でお見送りする場合は、この心配がありません。法輪寺では、境内でご葬儀と火葬を行いますので、ご近所への配慮は必要ありません。
4. 読経はありますか
意外に見落とされるのがここです。「ちゃんとお経をあげて送ってあげたかったのに、火葬だけで終わってしまった」というお話は、実際によくうかがいます。
火葬業者では、読経に対応していないことがほとんどです。対応していても、僧侶の手配費が別途かかることがあります。読経を望まれるなら、初めから寺院に相談するのが確実です。
5. お骨のあと、納骨先はありますか
火葬が済むと、骨壺が手元に残ります。火葬する側が納骨先を持っているかどうかで、その後の負担がまったく変わります。持っていない場合、ご家族が自分で霊園やお寺を探すことになります。
納骨できる場合も、年間管理費がかかるかどうかを確認してください。10年、20年と続くものです。納骨先の選び方はお墓と納骨先の選び方にまとめました。
おまけ ― あとから連絡できますか
四十九日にお経をあげてほしい、一周忌に手を合わせたい、置いていた骨壺をやはり納めたい——こうした気持ちは、火葬から何か月も経ってから出てくることがあります。そのときに連絡できる相手と場所があるか。固定の連絡先と、実際に足を運べる場所があるかを、確認しておいて損はありません。
法輪寺の場合は、こうなっています
上の5つに、そのままお答えします。
総額——お電話で体重とご希望をうかがい、その場で費用の目安をお伝えします。火葬料金には骨壺と献花が含まれます。お骨——ご家族の手でお骨上げをしていただき、骨壺に納めてお持ち帰りいただけます。火葬の場所——法輪寺の境内(駐車場)です。ご自宅前で火葬することはありません。読経——ペット供養堂で僧侶が読経し、ご焼香をしていただきます。納骨先——同じ境内のペット供養塔です。合同納骨1万円〜、個別納骨3万円〜、その後——初七日・四十九日・百か日・月命日・回忌法要をお勤めします。
迷っているうちは、決めなくて構いません
最後にひとつ。適切に安置すれば、夏場でも2日、冬場なら4日ほどはご自宅で過ごせます(安置の仕方)。今日中に決めなければならない、ということはありません。一晩考えて、朝にもう一度電話をかけ直しても遅くないのです。
法輪寺は大阪府堺市中区の高野山真言宗の寺院です。堺市・大阪狭山市・和泉市・松原市・大阪市南部など、大阪府内からお越しいただいています。「まだ決めていないが話だけ聞きたい」というお電話でも構いません。まだお元気なうちの事前のご相談もお受けしています。
この記事を書いたお寺
大阪府堺市中区の高野山真言宗 法輪寺。ペット供養堂での読経・ご焼香のあと境内で火葬し、ペット供養塔への納骨・永代供養、その後の年忌法要まで、ひとつの境内でお勤めしています。宗旨・宗派は問いません。法輪寺について
